QRコードを読み取ると…
看板は、地区全体を台風19号の災害を後世に伝える場にしようと、いわき市の「地区防災計画」の一環として設置されました。看板には、この場所の浸水の深さや洪水の流れなどがアナログで記入されているほか、様々なQRコードを読み取ることで、地区防災マップや台風19号による当時の被害の様子を見ることができます。
水津アナ「このようにQRコードを読み取ります。そうすると、地区の住民の方から提供された当時の被害の様子を見ることができるんです」

梅雨の時期を前にして、区長の江尻さんは防災意識を高めることの重要性を強調します。
江尻区長「最近は線状降水帯も発生しておりますので、やはりそういう情報があったら直ちに避難をするということが大切ではないでしょうか」
「二度と犠牲者を出さないために」。看板は、今後1か月をめどに地区にある公共施設やスーパーなど26か所に設置される予定です。
