“ヤンキー座り”は馴染みのある動きだった

ヤンキーは海外の人というイメージがありますが、実は海外の人ほど出来ないのではないかということです。

渋谷でドイツ人の方に“ヤンキー座り”をしてもらうと、「股関節・尻がキツいです。日本人は柔軟だから出来るんだと思うよ」と話していました。

欧米では、“ヤンキー座り”のことを「アジアンスクワット」と言います。

ある調査で、「アジアンスクワット」がアメリカで出来る人が13.5%ですが、そのうち9%がアジア系。つまり、アジアの私達にとっては割と馴染みのある動きだということです。

馴染みのある動きというのは、生活様式が関わってきます。

昔は畳の部屋で暮らしていて、正座やあぐら座りなど、立ったり座ったりが多く、トイレも和式トイレだったため、しゃがむ動作が多く、足首の柔軟性がありました。

それが今や生活様式の変化で、テーブルと椅子になり、トイレも洋式トイレになりました。

今、生活様式がどれだけ欧米化したかをトイレで見ていきますと、「洋式トイレを使うという人」が97.4%でした。