地元で栽培されているお茶への理解を深めようと、宮城県石巻市桃生町の小学生が17日、茶畑で茶摘みを体験しました。

茶摘みを体験したのは、石巻市立桃生小学校の6年生11人です。

学校の近くにある「鹿島茶園」の茶畑に入り、「やぶきた」という品種の茶葉を摘み取っていきました。この茶葉を使って和紅茶を生産している石巻市の企業が、地元の産業を学んでもらおうと初めて企画しました。児童たちは、1本の茎に3枚の葉がついたものを収穫する、「一芯三葉」と呼ばれる摘み方を心掛けて取り組んでいました。

児童:
「楽しいし貴重な体験だなと思う」
「お茶の葉がプチっととれるところがすごく気持ちよくて楽しい」
ファーム・ソレイユ東北 日野朱夏さん:
「煎茶、紅茶、ウーロン茶すべてが出来ていることと、この地から世界にお茶が出荷されていることを知ってもらえれば」

ファーム・ソレイユ東北 日野朱夏さん

摘み取った茶葉は和紅茶に加工され、児童の卒業祝いとしてプレゼントされるということです。