青森市で16日に開催された中学生世代の陸上大会で、砲丸投げの練習中に生徒に砲丸があたり、頭の骨を折る事故が起きました。県中学校体育連盟は情報収集にあたっています。
事故が起きたのは、青森市にある新青森県総合運動公園の補助陸上競技場で、夏の県中学校体育大会の東青地区予選が開催されていました。
16日午前9時前、「砲丸投げの練習中に砲丸が頭に当たった」と消防に通報がありました。
県中体連などによりますと、砲丸が直撃した生徒は市内の病院に運ばれ、頭の骨を折るけがで手当てを受けました。
中学生用の砲丸の重さは男子で5キロ、女子で2.72キロあります。
県中体連の東青地区の担当者は、取材に対して生徒の学年や性別などについては回答を差し控えるとしています。
また、事故が起きた際に指導者がそばにいたかなどの安全管理体制についても情報を集めている段階としています。
大会は、全国中学校体育大会につながる県大会の地区予選です。