三重県志摩市で、地元の子供たちが天然トラフグのブランド「あのりふぐ」の稚魚を海に放流しました。


「あのりふぐ」は志摩市の安乗漁港などで水揚げされる体重700グラム以上の天然トラフグで、地元の漁業組合では子供たちに海の恵みの大切さを知ってもらおうと30年前から稚魚の放流を行っています。


15日は、地元の子どもたち約40人が参加しバケツに入った7000匹の「あのりふぐ」の稚魚を次々と海へ放流しました。

(子どもたち)
「楽しかった」
「フグちゃんまた大きくなってきてねと思ってバイバイした」

放流された「あのりふぐ」の稚魚は、1年半程で水揚げできるサイズにまで成長するということです。