授業なし部活なし 土日よりも学校が静か

教員に休養の機会を与えるとともに、生徒たちには主体的に学ぶ姿勢を身につけてもらおうと長崎東中学・高校では、授業なし部活なしの「ひがしチャレンジデー」という取り組みを始めています。

今月11日(火)、ひがしチャレンジデーの朝。本来であれば生徒たちがすでに登校し、授業が始まっている時間ですが、教室には生徒も先生もいません。

長崎東中学・高校 立木 貴文 校長:
「ほとんどの生徒は学校以外の場所でそれぞれに活動してるんじゃないかなと思っています。土日でも結構、部活動で子供たちが来ていますので、そういった意味では土日よりも静かかもしれません」

今年度、長崎東中学では年に6回、東高では年に9回、チャレンジデーが設定されています。

チャレンジデーの日は、授業がなく、部活動も原則禁止です。

立木校長:
「子どもたちも日頃自分ができないことに、この日を使ってチャレンジするということですし教職員にしてみれば教職員もなかなか普段こう。休みが取れない中で、この日を使ってリフレッシュして少し充電して、そして元気な形で。また子どもたちに向き合ってもらってば」

チャレンジデーの目的の1つが、教員の《休養・リフレッシュ》です。長崎東中学・高校の教員77人のうちこの日は、3分の2の50人が休暇を取得しました。