宮城県内一斉に行われた水稲生育調査の結果、イネの生育はおおむね順調に進んでいることが確認されました。

水稲の生育調査は6月10日に、県内29か所の水田で一斉に行われました。その結果、県全体では、草丈が平年より1.3センチ短い23.4センチ、1平方メートルあたりの茎の数は32本少ない250本、葉の数は0.3枚少ない6.2枚でした。

6月に入り雨で気温の低い日が続いたため生育状況がやや遅れていましたが、その後は気温の高い日が続いたことで回復に向かっているということです。

宮城県は「生育はおおむね順調」と分析していて「生育をさらに進めるため水深の管理を徹底し、いもち病の発生に気を付けてほしい」と呼びかけています。