ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領は停戦の条件として、一方的に併合したウクライナの4つの州からウクライナ軍が撤退することなどが必要だと主張しました。
ロシア プーチン大統領
「すべてのウクライナ軍はドネツク、ルガンスク(ルハンシク)、へルソン、ザポリージャ州から撤退しなければならない」
プーチン大統領は14日、ロシア外務省の幹部らを前に演説。ウクライナの和平に向けた「現実的な提案」だとして、ロシアがおととし一方的に併合を宣言したウクライナ東部・南部の4州からウクライナ軍が完全に撤退するとともに、ウクライナがNATO=北大西洋条約機構へ加盟する方針を撤回すれば、ロシアは攻撃を停止し、和平交渉を開始する用意があると主張しました。
また、制裁で凍結されたロシア資産をウクライナ支援に活用することについて「窃盗であり、罰せられないことはない」と述べ、報復措置を示唆しました。
ウクライナが提唱する和平案について話し合う「平和サミット」が15日からスイスで開かれるのを前に、ロシアの主張を一方的にアピールした形です。
プーチン大統領の発言を受けてウクライナのゼレンスキー大統領は、G7サミット=主要7か国首脳会議出席のため訪れていたイタリアのテレビ局のインタビューで「これらのメッセージは最後通告だ」「信用できるものではない」と述べ、非難しました。
また、ウクライナの外務省は声明を発表し、「平和サミット」が始まる前日にプーチン大統領が今回の発言をしたことについて「タイミングが示唆的だ」と指摘。「各国の指導者がサミットに参加することを阻止するのが目的だ」と批判しました。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問はロイター通信に対し、「妥協点を見いだす可能性はない」とした上で「ロシアによる『平和サミット』の議題を乗っ取ろうとする試みだ」と述べました。
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