キリンホールディングスは健康食品大手のファンケルに対して「TOB=株式の公開買い付け」を行い、年内にも完全子会社化すると発表しました。
キリンホールディングスは2019年にファンケルと資本業務提携を結んでいて、現在、株式のおよそ33%を保有しています。
発表によりますと、キリンは今月17日から来月の29日まで「TOB=株式の公開買い付け」を行って残りの株式を取得し、年内にもファンケルを完全子会社化するということです。
キリンは去年8月、世界的な健康志向の高まりを背景に主力であるビール事業が伸び悩む中、オーストラリアの健康食品メーカーを買収。健康食品関連の「ヘルスサイエンス事業」を強化していました。
会見に出席した吉村常務は、今後目指す売上収益の規模について次のように話しました。
キリンHD 吉村透留 取締役常務執行役員
「アジアパシフィック地域で確立したビジネスモデルをベースにして、他の地域・カテゴリ・ブランドへの進出により、長期的には5000億円まで事業を成長させることを目指します」
キリンは今回の買収により、ファンケルの強みである化粧品や栄養補助食品事業などのノウハウを取り込む狙いで、伸び悩む「ヘルスサイエンス事業」の成長を加速させたい考えです。
TOBによる価格は1株あたり2690円、買収額はおよそ2200億円と、キリンが展開する「ヘルスサイエンス事業」としては過去最大の買収額になるとしています。
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