■ペットボトル飲料冷凍はOK?使いまわしは?


暑いから、すぐにぬるくなってしまうペットボトルを凍らせている方いないでしょうか?通常のペットボトルは凍らせる目的で作られていません。凍らせないでくださいという但し書きも実はしてあるんですよね。中身が膨張し、容器やキャップが変形・破裂してしまう危険性があります。それでもやっぱり冷たいまま飲みたいという方のために最近あるのが「冷凍可能ペットボトル」です。


既に凍らせてあるものも売ってありますが、冷凍でも美味しいときちんと書いてあるものが冷凍兼用ボトルです。どんな工夫があるかというとラベルを剥がすと、ボトルがねじれてるんです。


らせん状にすることで、圧力が全体に分散され、膨張しても1箇所にだけ負荷がかからずに亀裂が入ったりすることないということです。

日本コカ・コーラの元副社長 ハロルド・ジョージ・メイさん:
私も飲料業界にいたんですけれども、ペットボトルに限らず、容器のことだけを朝から晩まで考える方というのも、いっぱいいるわけです。だから本当に北海道から沖縄までどの地域で売られようがどの季節で売られようが、一応大丈夫だというようには設計はされていますけどね。

むしろ私が先ほどの話で一番怖いなと思うのは、確かに飲みかけたものをまた戻してしまう。冷蔵庫か、車の中に放置したまま。それがどちらかというと、害を与えるような可能性の方が多いですね。

山内キャスター:
そしてもう一つ、ペットボトルの再利用している方いらっしゃいませんか?


ペットボトルの使い回しというのはできれば避けた方がいいそうなんです。口をつけたペットボトルには、細菌が付着しています。そして飲み口が小さいので、どんなに綺麗に洗っても奥の方に残っていることがあります。そうすると雑菌が増えてしまうので、できれば口の大きい、保冷用の水筒などを使うのが便利です。ペットボトルは捨てる方のリサイクルをするのがいいかもしれないですね。