アメリカ軍の大規模演習「ヴァリアント・シールド」で、宮城県東松島市の航空自衛隊松島基地に展開するF16戦闘機が14日、洋上での飛行訓練を行ないました。日本周辺での有事を想定したもので今回、初めて自衛隊が参加しています。

航空自衛隊松島基地では14日午前、アメリカ軍のF16戦闘機2機が轟音とともに飛び立ちました。統合幕僚監部によりますと、14日は洋上での飛行訓練を行なったということです。アメリカ軍の大規模演習=「ヴァリアント・シールド」は、日本周辺で有事が起きた場合の対処能力の強化を目的に2年に1度行われています。今回、初めて自衛隊が参加し、18日まで訓練が行われます。
地元の人:
「(F16の音は)急上昇したときはすごかったが、普通の離陸の時はそんなに変わらない。普通の訓練とは違った形でやると思うので安全面はどうなのかというのはありますけど」

松島基地は、今回の訓練に使われる戦闘機の離着陸の拠点となっていて、13日夕方、アメリカ軍のF162機が到着していました。訓練期間中、東松島市では、騒音測定を強化しています。