前半は漁港を出発して八幡宮へ ここでの出会いが旅の行方を左右する!?

この日のむつの予想最高気温は25℃。暑くなる見込みですが、朝は風があって涼しい中でペダルをこぎます。
最初に立ち寄ったのは、「お菓子工房 すいーと・マム」。手作りの焼き菓子などを販売している店で、包装も製造も配達も店主が一人で行っているそうです。

小野寺紀帆アナウンサー
「おすすめはありますか?」
店主
「ベルギーワッフルが一番人気あります」

どれもおいしそうで、迷ってしまう小野寺アナ。
ワッフルの次に手に取ったのは、【むつ湾イルカのはちみつサブレ】(180円)で、地元のはちみつを使用しているそうです。きょうはこれに決めました。

小野寺紀帆アナウンサー
「(イルカの形が)かわいい!いただきます!はちみつの甘い風味が広がりますね。食感がとてもいいですよ」

店をあとにして自転車を走らせると、鮮やかな青が広がってきました。陸奥湾です。この日は、波が穏やか。

そして、川内川に差し掛かると、シロウオ漁の仕掛け(ヤナ)が設置されていました。例年、5月下旬まで漁が続きます。ただ、この日は漁をしている人を見つけることはできませんでした。残念…

今回は相方の我満紗千子さんがお休みで一人旅の小野寺アナ。
道路沿いにいた地域の人たちとのコミュニケーションがいつも以上に活発でした。休憩中の大工さんからは、おやつをいただく場面も。いつも応援、ありがとうございます。

さぁ、川内八幡宮に着きましたよ。

鳥居をくぐった先に、「つるし飾り」を見つけ眺めていると、神主さんが説明してくれました。

神主
「中にご神体というか、石像があるんです。猿田彦の神様が祀られています。これ(つるし飾り)は、【さるぼぼ】。災いが去りますようにっていう願いが込められていて、地元の方が作ってくださいました」

続いて神殿へ案内していただくと、川内八幡宮例大祭の写真がありました。山車の大きさは、同様の形のものでは県内で一番大きいと教えていただきました。

小野寺アナは、今年の祭りの成功と無事を祈願して次の目的地へ。と思ったのですが、八幡宮に立ち寄ったことで、この旅は“まさか”の展開を迎えることに。