奥野アナ
「むあっとしています。体感温度は全然違いますし、湿度もかなり高く感じます」

車内の温度を測ってみました。運転席と助手席の間に直射日光を避けた状態の 温度計を設置します。観測開始。

窓を閉め切った状態の車内温度は みるみる上昇し、わずか10分で38度を観測。

さらに開始から45分。お昼1時過ぎの車内は、47度まで上昇しました。ダッシュボードがもっとも高温になるそうで、温度を測ってみると…

77.3度もありました。かなり熱くなっています。

全国に52の支部を配置するJAFの山口支部、横平一平さんはこう言います。

JAF山口支部、横平一平さん
「車は熱をため込みやすく、暖かい空気を外に逃がしにくいもの」

太陽の光を通しやすいガラス。さらに ダッシュボードが 日光に照らされ 熱をためるとそこから熱伝導効果で、車の中を温めてしまう。

車内温度の上昇理由は主に、この二つと言われています。

今日は夏本番前に覚えておきたい事をご紹介します。

車内に置いておいてはいけないものは何があるのでしょうか?

横平さん
「ライター、食品、もちろん動物、人もそのままにしておくと危ないです」

車内は我々の想像を超える温度となり、命にかかわる事故につながりかねません。

車内温度の上昇を防ぐ方法として、サンシェードを使ったり熱がこもらないよう、ちょっと窓を開ける、さらに日陰に駐車することで、車内温度が大きく変わることも実証されています。