仙台市若林区に整備されたのは、「子ども第三の居場所みらい」です。13日は開所式が行われ、関係者20人が集まりテープカットをして完成を祝いました。

木造平屋の建物には、子どもたちが自由に過ごせるフリースペースに加えキッチンも備え付けられています。家庭や学校生活で事情を抱える小学生から高校生までが主に平日の放課後から午後7時まで利用できます。
一般社団法人祐紀会 阿部利紀さん(施設管理者):
「学校でも家庭でもない多世代交流ができる場所だと思う。多世代交流を通して子どもたちの価値観や職員の方などと触れ合うことで子どもたちの考え方や視野が広がっていき、新しく発見できることが増えると信じている」

この施設は、障害者支援や子ども食堂などの事業を展開する一般社団法人「祐紀会」が日本財団の助成を受けて整備しました。宮城県内では岩沼市と白石市にも整備されていて、仙台市内での開所は初めてです。