3年ぶりに、新型コロナウイルスに関する行動制限のない盆休みがスタートしました。岡山県内の観光地は、旅行客や家族連れなどでにぎわいを見せています。

(記者)
「どちらから来られましたか?」

(観光客)
「京都から来ました。実はもう少し人出が少ないかと期待していましたが、意外と多くてびっくりしました」


岡山県有数の観光地倉敷美観地区です。帰省や観光など行動制限のない盆休み。久しぶりに白壁の街に賑わいが戻ってきました。
(記者)
「2年前と比べると(人出)増えました?」

(地元の人)
「増えた、うん」

美観地区の名物「川舟流し」にも多くの観光客の姿が‥。
(記者)
「去年やおととしと比べたら、何倍ぐらいですか?」

(くらしき川舟流し 芳賀 信行さん)
「1.5倍ぐらい。規制がないから、これだけ多くなっていると思う。」
これまでコロナに翻弄され続けた観光地。ピークアウトがまだ見えない“第7波”の影響が心配だといいます。

「観光地なので来られるのはいいですが、心配なのはコロナだけ。」

不安を抱えながらも歓迎したい、この賑わい。世界的名画を所蔵する大原美術館では、3年ぶりに入場制限を撤廃し、コロナ前に近い入館者数に戻っています。


(大原美術館 森川政典副館長)
「この第7波と言われている時ですが、2年前から考えるとお客さん全体の動きが活発になっている。13日、14日、15日のお盆期間は、ほぼ今まで通りのお客さんに入ってもらえる環境なのでは」

苦境が続いた観光地復活のきっかけに…行動制限のない久しぶりの盆休みです。