宮城県東松島市の航空自衛隊・松島基地には予定から2日遅れで、13日夕方アメリカ軍のF16戦闘機2機が着陸しました。アメリカ軍が行う大規模演習=「ヴァリアント・シールド」は日本周辺で有事が起きた場合の対処能力を強化するために2年に1度行われ、今回初めて自衛隊が参加しています。

松島基地は訓練で使用される戦闘機の離着陸の拠点となっていて、基地ではアメリカ軍と自衛隊が連携して燃料補給や機体の整備などを行うということです。戦闘機の到着が遅れたことについて統合幕僚監部は「アメリカ軍の運用上の判断」と説明しています。松島基地での訓練は17日まで行われる予定です。松島基地がある東松島市の渥美巌市長は「飛行の安全に努め可能な限り騒音を小さくして訓練に取り組んでほしい」とコメントしています。