貧困や孤立など、家庭生活に困難を抱える「特定妊婦」を支援する愛媛県の施設が今月開設されるのを前に、施設の内部が報道陣に公開されました。
県が開設するのは、「産前産後ケアステーションえひめ」です。
部屋には家電なども揃えられていて、生活する妊産婦には食費や入居費など費用の負担はないということです。
四国で初めて設けられたこの施設は、貧困や孤立のほか、予期せぬ妊娠などで頼れる人がいないなど支援が必要と自治体が判断した「特定妊婦」を対象に妊娠中から産後までをサポートします。
県内ではおととし、愛媛県新居浜市の竹やぶで生後間もない男の赤ちゃんが殺害されるなど新生児が犠牲となる事件が相次いでいるほか、県が今年4月時点で把握している特定妊婦は270人にのぼっています。
愛媛県子育て支援課 阿部淳子課長
「妊産婦さんへの切れ目ない支援こういったものを県として取り組むということに非常に重要性、喫緊の課題であるという認識をしました」
施設には2つの部屋が用意されていて、看護師を含むスタッフが健康面や生活面などをサポートする他、医療機関や行政手続きに同行するなど様々な支援にあたります。
阿部課長
「愛情というものをお母様になられる産婦の方に認識いただく。噛みしめていただく。日常の生活を安心した状態で向き合っていただくのが一番だと考えている」
産前産後ケアステーションえひめは今月24日から受け入れを開始する予定です。
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