街中での目撃も増えているが・・・
近年耳にするようになったアーバンベアという言葉。
街中にクマが出た場合は、人的被害につながるリスクも高いことから、対応はどうあるべきかも注目されています。
去年11月、山形市で、全国的に多発する住宅地付近でのクマの出没に備えた対応訓練が行われました。※去年11月取材

山形市環境課・豊後真課長「いつ人的被害が発生するかわからないという危機感を抱いている」
山形市は、2020年に住宅地にクマが出没した際の対応マニュアルを策定していています。

この日は、全国的なクマの出没増加を受けて、山形市滑川の住宅地のそばにクマが出没しケガ人が出たとの想定で、マニュアルに沿った対応訓練が行われました。

クマの目撃情報が寄せられると警察などが現場に向かい花火などで追い払います。
実は、クマへの対応は、この「追い払い」が前提なのです。