宮城県石巻市の二俣小学校の給食に提供されたのは、藻の一種「ナンノクロロプシス」を使って焼き上げた「笹かまの藻マヨ風焼き」です。ナンノクロロプシスは市内の「イービス藻類産業研究所」で培養されていて、61種類の栄養素が含まれ特にたんぱく質が豊富なことから、将来的に肉の代わりとなる食材の一つとして注目されているということです。児童は藻特有の磯の香りを楽しみながら給食を味わっていました。

児童:
「いつもと違う。(味が)濃い」
「美味しかった(また給食に出てきたらどう?)食べたいです!」

「笹かまの藻マヨ風焼き」は、石巻市内の2つの幼稚園と12の小中学校でも提供され、今後、市内のほかの小中学校でも提供される予定です。イービス藻類産業研究所は現代の食の問題について児童や生徒に考えるきっかけにしてほしいとしています。