県内で27人が犠牲となった宮城県沖地震の発生から12日で46年です。仙台市では、大地震を想定した訓練があり、関係機関が連携を確認しました。
県消防学校で行われた訓練には、陸上自衛隊や消防など25の機関からおよそ160人が参加しました。訓練は、長町ー利府断層を震源とする最大震度6強の地震が発生し、多くのけが人が出たという想定です。1月の能登地震での被害を踏まえ、1階部分が潰れた建物を想定し、けが人をチェーンソーなどを使って救出しました。

仙台市危機対策課飯島裕貴 課長:
「宮城県沖地震、東日本大震災も仙台市は経験しているので、こういった防災関係機関の連携の訓練を密に行い、有事の際にスムーズな災害対応、人命救助を行いたい」

この訓練は、関係機関の連携を確認するため2017年から毎年行われていて、仙台市では、来年以降も続けることにしています。