バス運転手の労働環境を改善する動きが加速しています。
夏季限定で制帽の着用を任意にしたり、革靴に限っていたものをスニーカーもOKとしたり、サングラスの着用を試験的に導入する事業者もあります。
背景にあるのは、暑さ対策だけではありません。このままだとバスが街を走らなくなる日が来るかもしれない、そんな危機感です。
西日本鉄道 バス運転手の帽子を任意に

西鉄バスの運転手「暑いですね」

福岡県を中心にバスや鉄道事業を展開する西鉄は、バスの運転手から「帽子は蒸れて暑い」などの意見が多数寄せられたことを受け、6月~9月に限り、制帽の着用を任意としました。

西鉄バスの運転手
「楽ですね、風が直接頭に当たるので、気持ちいいですね」

記者 Q帽子はどこにあるんですか?
西鉄バスの運転手
「帽子はいつもここにかけています。個人個人の判断になると思うんですけど、私はどっちでもいいかな」

記者 髪型決まってますね
西鉄バスの運転手
「朝けっこう時間がかかるんですよ。固めてますので。眠気も来ないし、快適ですね」