

甲府脳神経外科病院 篠原豊明理事長:
「最も典型的なのは『アミロイドβ』という悪いタンパク質が脳の中に増えるからということが分かってきた。それに対して悪いタンパク質を中和させる抗体があります」
「レカネマブは悪いタンパク質をコントロールする。中和抗体なので作用を抑えるということ。抑えれば正常細胞がいつまでも残っていられるので認知症状が今の段階で維持され、今よりも悪くならない。そこで止めるのがレカネマブの仕事」
甲府脳神経外科病院 篠原豊明理事長:
「今の状態を保てるのではないかというのが治験段階でわかっているので、レカネマブが期待されているわけです」
「他の薬は使ってもやはり年々(認知機能は)落ちてしまいます」
こちらの病院では今年2月から今月までで12人がレカネマブを投与しています。