今月4日、群馬県みなかみ町の小学校で行われた検診で、男性医師が児童の下着をめくって下腹部を確認していたことが分かり、教育委員会が謝罪しました。男性医師は「必要な対応だった」と説明しています。
みなかみ町の教育委員会によりますと、今月4日、町立の2つの小学校で内科検診が行われ、その際、男性医師がおよそ100人の児童の体操服のズボンと下着をめくり、下腹部を確認したということです。
これについて教育委員会は、きのう会見を開き「不安を与えた」などとして謝罪しました。
一方、医師は「必要な対応だった」と説明しました。
検診を行った大山建司 医師
「小学校の6年間は成長と成熟のアンバランスを見ることが一番大事。陰毛が出てきてるか出てきていないか、専門家の立場とすれば、それは必要なことです」
医師は下腹部は見たものの触ってはいないと話していますが、今回の検診内容について「保護者に了解を得るべきだった」と述べました。
教育委員会によりますと、下腹部を確認する行為は学校検診では規定されていないということです。
保護者
「お医者さんの独断の考えでやった行為、納得はできていない」
教育委員会は、今後は別の医師に検診を依頼し、検診内容を事前に周知するとしています。
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