新型コロナの感染が拡大する中で迎えた、3年ぶりの行動制限のないお盆。これから人の移動がさらに活発になることが予想されます。新型コロナの感染拡大で旅行中に発熱するケースも出ているようです。よそから山口県に来て、発熱など新型コロナへの感染が疑われる症状が出た場合、どうすればよいのでしょうか。

まずは県内に住んでいる人同様に、受診・相談センターに連絡をします。すると、最寄りの医療機関を紹介してもらうことができ、受診・検査となります。移動にバスや電車などの公共交通機関は使ってはいけません。

検査で陽性となった場合は、症状に応じて医療機関に入院か、県が確保している宿泊療養施設で療養することになります。原則10日間の療養で、実家に帰省中の人は実家での療養が認められる場合もあります。車での旅行中の場合、サービスエリアに立ち寄らないなど、他の人との接触をしないことを条件に帰宅できる場合もあります。県の宿泊療養施設での費用は県が負担しますが、飛行機などのキャンセル料、濃厚接触者の宿泊費などは自己負担となります。

県内では、こちらの駅や空港、薬局に無料の検査所を設置しています。安心して旅行や帰省を楽しむためにも出発前や到着後に検査をし、常に基本的な感染対策を徹底することが大切と言えそうです。