福岡県内の1位は粕屋町 最下位は福岡市中央区

今回の発表では、都道府県別の数字しか出ていないため、全国の市区町村別にまとめた別の統計で見てみると、福岡県内の合計特殊出生率の1位は粕屋町で1.90です。
(「平成30年~令和4年人口動態保健所・市区町村別統計の概況」より)
これは全国1887の市区町村の中で29番目に高い数字となっています。
粕屋町は福岡市内まで電車で10分程度と都市圏へのアクセスが良く、子育て世代に人気のエリアで人口も増えています。
一方、福岡市中央区の出生率は0.85で、全国で6番目に低くなっています。
人口維持に必要な出生率は「2.07」と言われていて、いずれにしても低い数字と言わざるを得ない状況です。
厚労省は「経済的な不安定さや仕事と子育ての両立の難しさなどで少子化につながっている」としています。