◆大規模な火災はこれで3度目

「北九州の台所」と呼ばれる旦過市場の一帯では、1999年にも大規模な火災があり、木造の建物が密集する場所の防火対策の難しさが浮き彫りになった。消防は避難訓練を強化し警戒を強めていたものの、今年4月に食料品店など42軒を焼く大火が再び起きた。

6月に本格的な復旧工事が始まり、今週になってようやくがれきの撤去が完了するはずだった。復興への歩みを進めるなかで再び火災に見舞われた。