県出身者をハワイ大学大学院などに派遣するプログラムの2024年度の奨学生に選ばれた4人が、5日県庁を訪れ、留学を前に抱負を語りました。

4人はそれぞれハワイで研究するテーマなどについて池田副知事に報告しました。

小渕恵三元総理の名前にちなんで名づけられたこのプログラムは、将来の沖縄を背負って立つ人材の育成を目的に2000年の九州・沖縄サミットを契機に立ち上げられ、これまでに48人がハワイへと派遣されています。

▽ハワイ大学大学院へ留学・金城初穂さん
「(ハワイで)学ぶだけではなくて沖縄で吸収してどのように消化していけるのかというのを考えて参りたいと思います」

▽ハワイ東西センターへ派遣・大城都子さん
「(アジア太平洋地域は)似たような共通する課題がある。お互いに学びあうことでよりよいアジア太平洋地域につながるんじゃないかなと」

4人はそれぞれ2024年8月ごろまでにハワイへと渡り、大学院や教育研究機関で最大2年間学ぶということです。