機械の更新を諦めた店、キャッシュレスのみにした店も

 そうした中で、機械の更新を諦めた人も。大阪市北区の酒店「伊吹屋」では、店先に自動販売機3台を設置していますが、費用面から2021年の新500円玉にも未対応。紙幣が刷新される今回も、今のところ更新の見込みはないといいます。

 (伊吹屋 小牟礼隆之さん)「替えなきゃいけないのかなと思うんですけども、いかんせんコストが…すごくいくと思うんですよ。自動販売機3台やったら60万円70万円でしょ。無理ですって。新紙幣はうちの店の中で両替するという対応をとるしかないですよね」

 そうした中で東京都品川区にあるコインランドリーでは新紙幣発行を機に大きな決断をしました。

 (TOSEI 塚本広二さん)「また新紙幣が発行されますと機械を替えないといけない。そのたびに膨大なコストがかかりますので、キャッシュレスのみにしました」

 発行に伴って大きな手間と費用がかかる新紙幣。なぜ、そこまでして発行するのか?経済の専門家はこう話します。

 (第一生命経済研究所 永濱利廣さん)「前回の新紙幣刷新の時も現金から違う金融資産に結構動きましたので。そこをさらに後押しする効果が期待できると思います」