船が航海する際に欠かせない「海図」や「灯台」について小中学生らに知ってもらおうと第十管区海上保安本部が鹿児島市で講演しました。

(第十管区海上保安本部・海洋情報部監理化 中山浩一郎課長補佐)
「海図というのは何かというと、海の中の情報をメインに描いた図ということ」

航海の際に使われる海図や、灯台などの標識について知ってもらおうと、鹿児島市立科学館で行われた講演には、小中学生やその親らおよそ20人が参加しました。

講演では十管の職員2人が海図は海洋調査を行って作られ、水深や、潮流の速さ、向きなどが、国際的に決められた世界共通の記号や表現に基いて詳しく書かれていることを紹介しました。

また灯台には航行する船が、いまいる地点や港の入口を伝えるために、遠距離からも分かるように高い所に設置され、太陽光などの自然エネルギーを使った強い光で照らされることなどが紹介されました。

(参加者)
「海の深さとか、魚が集まるところとかのマークを初めてみました」

「楽しかったし、灯台が高い所から光を送っていることが分かった」