ワクワクの夏休みも中盤!でも、まだ宿題が終わっていない・・・
「1日でできる自由研究はないだろうか?」というあなたに、MRTテレビ「Check!」の澁谷祐太朗アナウンサーと気象予報士の野田俊一郎さんが「お天気にちょっと詳しくなれる」という自由研究のヒントをご紹介します。

(気象予報士 野田俊一郎さん:以下、野田さん)
「『ペットボトルで空の仕組みを簡単に調べよう』という自由研究をしてみようと思います。」

気象予報士 野田俊一郎さん

(澁谷祐太朗アナウンサー:以下、澁谷AN)
「ペットボトルで空のことが分かっちゃうんですか!?それは、とても簡単で、とても気になる!」

1.ペットボトルで夕焼けを作ろう


(野田さん)
「どうして太陽がオレンジに見えるのかということがわかります」

<準備するもの>
・2Lの水が入ったペットボトル ・牛乳 ・懐中電灯


たっぷり水の入ったペットボトル、この中に牛乳をスプーン一杯分入れます。そして、ふたを閉めてよく混ぜます。

よく混ぜる 澁谷AN(左) 野田さん(右)

そして、電気を消して、懐中電灯をペットボトルの底のほうからあててみます。すると、


(野田さん)
「懐中電灯の光に近いほうは青く見えて、反対になるほど、だんだん黄色くなっているのがわかりますね。これが夕焼けのできている仕組みです」


(澁谷AN)
「でも、野田さん、どうしてこのようになっているのですか?」
(野田さん)
「この先は、自分で調べてもらいたいのですが、ヒントを簡単に言いますと、この光の中には、紫から青、緑、黄色、赤などと全部の光が含まれています。
その中で、青い光ほど中の粒にぶつかって、あちこちに飛び散りやすくなっています。
一方で、赤くなっていくにしたがって、粒を通り抜けて遠くまで進んでいきやすくなっているんですね。」


(澁谷AN)
「普段、僕らが見ている空も同じ原理でそうなっているんですか?」
(野田さん)
「そうですね」

普段の空も、光が地上に届く距離が短い昼の間は青く見えて、光が地上に届く距離が長い夕方は赤く見えるんです。