台風はこの後、熱帯低気圧に変わり、24時間後の1日15時には華南の北緯23度20分、東経112度25分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は1002ヘクトパスカルが予想されます。

なお、台風や熱帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。

続いては、石川気象予報士の解説です。

石川博康 気象予報士
「台風はこの後、中国大陸に上陸する予想ですが、発達することなく、1日の午後3時には熱帯低気圧に戻る見込みです。

アメリカやヨーロッパによる予想を見ると、香港付近に台風を表す円状の等圧線が確認できるものもありますが、2日には円状の等圧線は不明瞭になります。

ただ低気圧の雨雲が今後石垣島付近にかかる可能性もありますので、引き続き動きに注意してください」