海上自衛隊鹿屋航空基地は31日、鹿屋市上空で予定している大型無人偵察機の飛行について、来月7日と11日、12日の3日間で計画していると発表しました。

海上自衛隊が鹿屋基地で試験飛行するのは、青森県の八戸航空基地で運用しているアメリカ製の大型無人偵察機「シーガーディアン」1機です。鹿屋基地によりますと、鹿屋市の上空を飛行するのは来月7日と11日、12日のあわせて3回です。

東シナ海の警戒監視体制の強化を目的としていて、いずれも八戸から飛来して鹿屋で折り返し、八戸へ戻るルートを予定しています。

このうち、11日は午前10時ごろ鹿屋基地に着陸したあと、午後2時ごろ離陸。12日は午後6時ごろ着陸し、午後10時ごろ離陸する夜間の飛行が予定されています。

防衛省が計画を発表したことを受けて県と鹿屋市は31日、速やかな情報提供や安全確保に努めるよう、防衛省に要請しました。