医療用ウィッグを作るための髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」を行った小学生の男の子に感謝状が贈られました。

ライオンズクラブ国際協会から感謝状が贈られたのは、宮崎市の赤江小学校6年生の松田泰知君です。

「ヘアドネーション」は、病気や事故で髪の毛を失った子どもたちの「医療用ウィッグ」を作るために髪の毛を寄付する活動で、松田君は、先月、3年かけて伸ばした髪を切り、ライオンズクラブ国際協会を通して寄付しました。

(赤江小学校6年 松田泰知君)
「最初は(髪を)伸ばしたくて伸ばしたけど、どうせ伸ばすなら、ヘアドネーションした方がいいかなと思って伸ばし始めた。僕の髪を使って、幸せになってくれればうれしい」

ライオンズクラブ国際協会によりますと、ヘアドネーションは女性からの寄付が9割以上を占めていて、男の子によるヘアドネーションは珍しいということです。