トライアスロンがオリンピックの正式競技となった00年のシドニー五輪からパリ五輪まで7大会連続で日本代表選手が出場することになる。トライアスロン競技会場は、パリの中心部で開催され、セーヌ川を泳ぎ、エッフェル塔の周辺をバイクとランで駆け抜けるランドマークと美しい町街並みが望む魅力的なコースとなる。
ニナー賢治(になー・けんじ)
1993年5月26日生 オーストラリア出身 カーティン大、西オーストラリア大(2大学学位取得) NTT東日本•NTT西日本所属
五輪は2回目。。オーストラリア人の父と日本人の母を持つ。幼少期からサッカーやテニスなどの多くのスポーツに打ち込み、
13歳でトライアスロンに出会い、18歳からトライアスロンに専念。2020年日本選手権で初出場、初優勝を飾る。21年4月1日付けで日本国藉取得。21年東京五輪は日本代表として個人14位、ミックスリレー13位だった。5月に行われたトライアスロンの世界シリーズでは日本選手で大会史上最高の7位に入った。
小田倉真(おだくら・まこと)
1993年7月20日生 東京都出身 日体荏原高~日本体育大~三井住友海上
五輪出場は2回目。小字3年生から高校3年生まで9年間水泳を行う。日本体青大学入学後にトライアスロン部に入部し、競技を始める。卒業後、17年三井住友海上へ入社、トライアスロン部に所属。21年東京五輪ではでは個人19位、ミックスリレー13位に。22年日本選手権で初優勝。23年ワールドトライアスロンカップ威海で2位、初の表彰台にあがった。
高橋侑子(たかはし・ゆうこ)
1991年8月27日生 東京都出身 桐朋女子高~法政大学~相互物産
五輪は2回目。父親からの紹介で小学生から兄と一緒にトライアスロンをはじめ、ジュニアカテゴリーで活躍。日本学生選手権4度優勝。2014年プラジリアFISU世界大学選手権に日本代表として選出され、7位に入賞。2016年ニヨンFISU世界大学選手権では世界チャンピオンに輝く。17年、22年アジア選手権個人・ミックスリレー優勝。21年東京五輪にて初出場で個人18位、ミックスリレー13位となった。
■トライアスロン
スイム(水泳)、バイク(自転車)、ラン(長距離)を連続して行い、着順を競う複合競技。ミックスリレー種目は、国・地域別男女 4 名が 1 チームとなり、個人種目の約 1/5 の距離のトライアスロンを、女子→男子→女子→男子の順で行いリレーする。21年東京五輪で正式種目として採用された。

















