日本トライアスロン連合は30日、7月に行われるパリ五輪の日本代表候補を発表した。臨時理事会を開催し、パリ五輪代表候補選手の推薦が満場異議なくで承認可決された。男子2名、女子1名が選ばれ、男子ではニナー賢治(31)と小田倉真 (30)。女子は高橋侑子(32)が選出された。オーストラリア人の父を持つニナー賢治は東京五輪で個人14位。今年5月に行われたトライアスロンの世界シリーズでは日本選手で大会史上最高の7位に入った。※高橋選手はオンラインでの参加
ニナー賢治:
オリンピックは本当に私の夢でした。東京五輪は良かったと思いましたけど、まだ目標はあります。パリでメダルを獲りたい、だからその後で練習しました。東京五輪の後で本当に毎日は考えて何が足りないとか世界トップ選手と比べて、何が足りない…なんで私はいつも負けるんだ、と。だけどだんだん毎年毎年、毎日毎日は、だんだん良くなったと思います。まだ2ヶ月ある、自信もあります。合宿とか最後の確認は、しっかり集中します。よろしくお願いします。
小田倉真:
まずパリオリンピックに向けて内定を頂いた事で、今は嬉しい気持ちとほっとした気持ちです。また、ここまですごい苦しい事が多くて、特に最後の5週間はとても精神的にも苦しい中で家族そしてチームメイトの皆さんそして監督スタッフの皆さんに支えられて何とか踏ん張って内定を取ることが出来ました。ここまで支えていただいた皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。パリ五輪に向けて残り2ヶ月というところで少ない期間ではあるんですけども…今自分が何が出来るかっていう事を考えて、自信を持ってスタート位置に立てるように頑張っていきたいと思います。
他の選手に比べて体もパワーも他の選手に比べてちょっとアドバンテージがないというか、小さいんですけども、それでも最後まで諦めず走りたいと思いますし、どんなアクシデントがあっても諦めず走り走り切ろうと思ってるので、そこを最後まで見てほしいなと思います。
高橋侑子:
まずはパリオリンピック代表内定ということで、まずは素直にほっとした気持ちと、あと本当に2ヶ月という事でここから何が自分にできるのか。まだまだ世界との差を実感しているところなので、ここから本当に一つ一つ大切に、向かっていきたいと思います。
トライアスロンの人たちの魅力でもあるトランジションという種目の切り替えのところが、私が得意としている所でもある。そういった所でトライアスロンの種目が変わるという特有な所だと思うのでそこを見て頂けたらなというのと、あとチームジャパンのスローガンとして一歩踏み出す勇気を、ていう所があるので、そんな様な勇気を届けられるようなレースをしたいなと思っている。そういった所は注目していただけたら嬉しいです。

















