超円安 どう投資する?
ーーそういう意味では新NISAが始まったことで株を始めた方は多いと思うが、他にも債券だったりという選択肢もあると。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏:
その通り。今回はアメリカの国債を紹介したが、アメリカで発行されている社債もあり、社債の方が金利はもうちょっと高い。
それこそ日本の企業がアメリカで社債を発行しているというのもある。
要はよく知ってる会社、例えばホンダなんかも発行しているため、自分がよく知ってる会社のアメリカのドル建て社債というのも投資の対象として考えていいかもしれない。
また、さっきの損益分岐点の計算をしたが、様々な金融機関のホームページ上で誰でも自由に使えるように無料で使える。
また、アメリカ国債の一覧も出てくるため、一度チェックしてみてもらうといいと思う。
ーー最後に今月の相場の格言を

「小回り三月、大回り三年」
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏:
相場にはやはり波がある。上がるにしても下がるにしても急に変わる流れが変わることはなくて、大体小さな波も3か月ぐらい、中くらいの波で3年ぐらい、大きな波だともっとすごい長い。
ある程度サイクリックな動きをするものだということ。これはあくまで格言で、実際の相場が必ずそうなるっていうわけではないが、そのような波動を見ながら投資をするというのも、大事かと。
日々の値動きに右往左往しない。この配信でおすすめしてる長期投資の場合は、あまり気にする必要はない。
多少相場が上がったから下がったからで売ったり買ったりするのではなく、淡々と積み立て投資をしていくというのが、一般の方にとっては精神衛生上もいいと思う。