西日本では記録的な大雨で道路陥没や冠水も…

西日本でも大荒れの天気になりました。

京面龍太郎 記者(午前11半ごろ)
「高知県高知市、JR高知駅前からお伝えします。今しがたから大粒のたたきつける雨が降ってくるようになりました。また時折、横風も吹きまして、街ゆく人からは『台風のようだ」と言う声が聞かれました」

高知県香美市大栃では1時間に80.5ミリの猛烈な雨が降りました。12時間降水量は上位5地点中3地点が高知県内で観測され、全国1位の香美市繁藤では305.0ミリ高知市内でも232ミリを記録し、いずれも5月の最多記録を更新しました。

梅田新平 記者
「正午前の和歌山県海南市です。15分前から傘を持っていかれるほどの強い風が吹きはじめています」

和歌山市の中心部では最大瞬間風速27.9メートルを記録。傘をさすのを諦めて濡れながら歩く人もいました。

大森保彦 記者(午後4時ごろ)
「鷲羽山展望台にほど近い、倉敷市の県道です。のり面が崩れ、道路が崩落しています」

岡山県倉敷市では雨の影響で道路が陥没し全面通行止めに。岡山市では、自転車や歩行者が通る地下道が冠水して一時、通行できなくなりました。

空の便にも影響が出ています。28日午後8時時点では羽田空港を発着する便を中心に、日本航空と全日空あわせて54便が欠航し、およそ5500人に影響が出ました。