大谷選手 “ジャンプ漫画” 審査員に 番記者が見た“マンガ愛”

集英社は27日、「週刊少年ジャンプ」の新たな漫画賞『ジャンプスポーツ漫画賞』の審査員を、ドジャースの大谷翔平選手が務めると発表しました。

審査員はほかに、▼アメフト漫画「アイシールド21」の稲垣理一郎さん、 ▼「SLAM DUNK」の井上雄彦さん 、▼「黒子のバスケ」の藤巻忠俊さんが就任するといいます。

ジャンプスポーツ漫画賞は「読者の人生を変えるようなスポーツ漫画の誕生を目指した賞」で、応募資格はプロ・アマ問わず、原稿枚数は15~55ページ、入選が賞金100万円で、大谷選手ら審査員4人が直接評価するそうです。

週刊少年ジャンプ編集部は「最高のスポーツ選手である、大谷翔平選手に審査員へ加わっていただきたいという、編集部たっての願いをご快諾いただき、参加の運びとなりました」と話しています。

スポーツニッポン MLB担当記者の柳原直之さんによりますと、大谷選手は「野球に全てを注ぐ中で、リラックス方法の一つが『マンガ』。日本ハム時代から、シーズンオフにはマンガを読みふけっていた」といいます。

大谷選手の愛読作品は「ハイキュー!!」「MAJOR」「ダイヤのA」などで、中でも“全巻所有”で、どハマりしているのが「SLAM DUNK」だそうです。なんと手書きでキャラクターを描けるほどだそうです。

SNSには様々な声がありました。
「スポーツ漫画賞審査って言っても、大谷さんスポーツ漫画よりすごいことしちゃってるし」
「現役アスリートさんのほうが、スポーツの真髄わかっているはずだから、色々コメント出来ることもあるのかもな」
「漫画みたいな人物、大谷さんがどういう漫画を選ぶのか、非常に興味深い」

ホランキャスター:
マンガを超えたような大谷選手が審査員になることで、これまで描かれなかった展開の漫画が認められるかもしれませんね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
マンガを描く方もリミッターが外れてしまうのではないでしょうか。4名の審査員は、この方々に選ばれたら文句を言えないというメンバーですね。マンガを読みたいという気持ちも、次世代に貢献したいという気持ちもあるのではないでしょうか。

========
<プロフィール>
松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身 3児の父

大谷翔平の試合結果・最新ニュースへ