ドジャース対メッツ 雨天中止 翌日ダブルヘッダーに「ケガ」「水原被告」影響は?

井上貴博キャスター:
大谷翔平選手が出場する予定だった27日(日本時間28日)のドジャース対メッツ戦が、雨天のため中止となりました。試合は翌28日(日本時間29日)にダブルヘッダーで行われることになります。( 第1試合:日本時間29日 午前5時10分~、第2試合:第1試合終了の30分後)

雨天中止発表前、大谷選手は約13分間、メディアの取材に応じました。

▼“左太もも裏の打撲”については、「日に日に良くなってきているので、今日も昨日よりだいぶ感じは良い。(スイングの状態が)そこまで良くないが、軸足への影響はあまりない

▼5連敗中のドジャース、打線の調子については、「時差もあるし、スケジュール的にきついところもあるので、チームとしての打撃の中で、繋がりという意味では少し難しくなっている部分はある。長いシーズンでもあるし、今日は今日で切り替えて頑張りたい」

▼「二刀流」の復活については、「球速は80マイル(約129キロ)くらいまで上がってきている。あまり焦ることなく、次のステップをしっかりと踏みたい」

▼水原被告の事件に関して、プレーに影響しないよう、どう対処しているのか問われると、「睡眠が足りなかったのが一番問題ではあったが、メンタルがプレーに影響するとは思っていない。そことグラウンドでやるべきことというのは、切り離してやりたいなと思う」としています。

ホラン千秋キャスター:
切り替えは得意でしたか?

元競泳日本代表 松田丈志さん:
得意というより、スキルとして求められるものです。例えば時差の影響で眠りが浅くなったり、長時間の移動で体が固まってしまうことがあります。それでもアスリートはベストを尽くすことが求められるんです。

大谷選手は睡眠を大事にされていますが、「睡眠をとれなくても、やることはやるんだ」ということではないでしょうか。

井上キャスター:
言い訳はしないということですね。しかし、メンタル面で落ち込むこともあると思うのですが…

元競泳日本代表 松田丈志さん:
大谷選手でもイチロー選手でも、例えば10回打席に立てば、7回くらいは打てないことがあると思います。そのたびに落ち込まず、切り替えてやっていくという能力を大谷選手は兼ね備えていると思います。

ホランキャスター:
トッププレーヤーになれば、切り替える能力は当たり前のように持っているということですか?

元競泳日本代表 松田丈志さん:
切り替えるためのきっかけ、引き出しをいくつか持っていると思います。