初夏の訪れの話題です。
宮崎県小林市の出の山公園で今年もホタルが舞い始めました。

県内でも有数のホタル生息地として知られる小林市の出の山公園。

日が暮れて、辺りが暗くなると暗闇に淡い光が浮かび始めます。

25日は水路沿いの遊歩道が特別に開放され、ホタルの鑑賞ツアーに応募した家族連れなどおよそ100人が訪れました。

夜空を静かに彩る黄緑色の光。
訪れた人たちはホタルが飛び交う幻想的な景色に魅了されていました。

(訪れた人)
「初めて見ました。花火みたい。」
「来た価値がありましたね。」

今年はホタルの幼虫のエサとなる巻貝が豊富で、公園内では例年より多い5000匹が確認されているということです。

(小林まちづくり株式会社 相塲健太郎さん)
「例年より数も増えて、見渡す限りというか。ここならではだと思うので、体感してほしいと思う」

出の山公園では、5月31日から2日間、「ホタル恋まつり」が開催され、遊歩道も一般開放されます。