
青山高治 キャスター
矢野雅哉 選手ですね。本当に “赤忍者” の言葉がふさわしいですよね。
木村雅俊 さん
もうすごいですよね。身のこなしを含めて。
青山高治 キャスター
なんか本当に見ていて、わくわく・ドキドキさせられる守備というか、目が釘付けになって、ああ、こんなプレーができるんだっていうのを実感させてくれます。

木村雅俊 さん
菊池涼介 選手が捕ったんだと思ったら、これが矢野選手だったりするんですよ。
青山高治 キャスター
実況アナウンサーも間違えたりとか。この肩の強さ…。菊池選手の守備は “殿堂級” というイメージがありますけど、菊池選手の後継者がもう現れたという、そんな感じがしますもんね。
木村雅俊 さん
そうですよね。本当に肩がいいし、こうやって(外野方向に)一直線に走っていって、レフトと一瞬、交錯するんじゃないかと思うんですけど。打球に一直線に入ってくるんです。

青山高治 キャスター
あそこはもうレフトですよね?
木村雅俊 さん
ふつう、ショートはあそこまで届かない気がするんですけどね。
青山高治 キャスター
間に合っちゃうんですもんね。いや、本当にすごい守備ですけど、釘付けにさせる、見せる守備です。
木村雅俊 さん
確かに言われるとおり、肩もいいし、アクロバティックな守りをするので、守っているんですけど、なんか攻めているっていう感じの守備をやってくれる。そうなってくると、菊池選手と組んでいる二遊間も今はセ・リーグでトップクラスっていうふうに言う評論家の方もいるぐらい、鉄壁な状況になっているんです。
そんな話を先日、中国新聞の販売店長さんと話をしていたら、「今は2人を総称して “エリア94” って言われているのを知っていますか?」って言われたんです。「何ですか、それ?」って思ったんですが、“エリア94” という言葉が生まれているらしくて…
