青山高治 キャスター
ファインプレーを連発。広島カープ、今シーズンは守りにいいプレーが多いです。

コメンテーター 木村雅俊 さん
(中国新聞社 編集委員室 特別委員)
これが、攻撃のいいリズムにつながっていけばいいんですけどね。

青山高治 キャスター
天然芝で守るのが難しいといわれるマツダスタジアムで今シーズンは、この守りの高さが特徴と言えそうです。

木村雅俊 さん
そうですね。本当にことしは守り勝つことができているんです。もともと、マツダスタジアムは天然芝もあるので打球がすごく不規則で、先日の巨人戦でもイレギュラーっていうシーンが何度かあったんです。

天然芝のところでポンとはねるんです。きれいな天然芝で名物なんですが、打球は芝生の上で緩くなって、土の部分に入ると速くなるってことで。

急にはねるんです、ちょうど芝生と土の切れ目になって。これが選手にとっては守るのにたいへん。これから梅雨を迎えて気温が高くなってくると、グラウンド状態も日々、変わるらしくて、選手もたいへんですけど、これを維持するグランドキーパーさんたちもすごく気を使いながら手入れをしているっていう状況みたいです。

渕上沙紀 アナウンサー
相手の打者がゴロを打ったら「よし。アウトだ」と思っちゃうんですけど、そんな難しいグラウンドでなんなく守っているのがプロっていうことなんですね。

木村雅俊 さん
そうなんです。難しいんですけど、逆に言うと、そこはプロにとって見せ場にもなるということです。カープは、23日にエラーが出て、16になりましたけど、2009年にマツダスタジアムができて以降、失策が最少ペースでここまで来ているんです。新たに誕生した “赤忍者” といわれる選手がことし、誕生したことによって、この数字が出てきたんじゃないかなと思うんですけども。

渕上沙紀 アナウンサー
“赤忍者” …