第一通報者の男性:
「一輪車(台車)を押してこいつ何考えているんだと思っていたら、鉄砲持ち出して、パトカーを狙った」
青木被告は、パトカーに乗った2人に向かって猟銃を発砲。
更に玉井さんをナイフで突き刺し、2人を殺害したのです。

犯行に使われたのは、ボウイナイフと呼ばれる大型のナイフ。
そして、殺傷能力の高いハーフライフルでした。
その後、青木被告は自宅に立てこもります。
夜には…。
現場から午後7時台と8時台に、1回ずつ銃声が。
青木被告は自殺を図ったとされています。
警視庁や神奈川県警からも続々と応援が駆けつけました。
記者:
「午前3時過ぎです。現場の裏手の駐車場でしょうか。車が1台入ってきました。おそらく捜査関係者車両とみられます。周辺にはヘルメットをかぶった捜査員の姿も確認できます」
記者:
「いま人影見えた。人影見えた。現場の住宅の人影が見えました」
立てこもった青木被告が手に銃のようなものを持っている様子も確認されました。
そして・・・。
記者:
「現場付近に男の姿が見えました。午前4時半過ぎ男の姿が見えます。いま敷地内を歩いています」
「現場に動きがありました。午前4時半過ぎです。現場付近の捜査員が盾を構えるのをやめました。何らかの動きがあったのかもしれません」
事件発生から12時間余りが経った、26日午前4時37分。
記者:
「確保、確保です」
父親の説得に応じた青木被告は投降し、身柄を確保されました。

当初、警察の調べに対し、青木被告は「ぼっちだと馬鹿にされていると思った」と語っていました。