作っているのは、セイワ「電子」?

セイワ電子・目黒道人社長「注文をたくさんいただいていて、生産が追い付いていない状態です」

只見町で経木を製造するセイワ電子の目黒道人社長(50)。セイワ電子は、1989年に創業し、カメラ部品などの組み立てを主に行ってきましたが、時代の流れとともに仕事が減少。

こうした中、5年前に友人から「プラスチックごみを減らすため、工場で経木を作れないか」と相談されたことをきっかけに、目黒さんは経木について調べ始めました。そして、全国に800軒った経木の製造工場が、いまでは10数軒にまで減少していることを知りました。

目黒社長「環境に配慮したものが消費者に支持されたり、多少高くとも品質のいいものを求める消費者の方が、いま増えていると感じる。一周まわってもしかしたら新しい素材として、消費者の皆さんに受け入れていただけるなら、逆に需要が拡大することだって見込めるんじゃないかと」

目黒社長