そして自身も『子ども食堂や地域活動などの手伝いがしたい』と考えたとき…、
新型コロナウイルスが社会を“分断”。
「つながりも全部ダメになって、手伝いもできないですし。集まること自体が悪、つながることが悪、みたいな社会的な風潮になって…」
新型コロナウイルスのまん延で生活が一変し、福祉の仕事でも「距離をとること」が求められました。
【カレー屋ふくふく店主 保坂正人さん】
「福祉って、“寄り添うこと”がすごい重要だと私は思っていたんですけど、それが全部否定されたような気がしちゃって…」
さらに、あるニュースを見て胸を締め付けられたといいます。

「ずっと前のニュースなんですけど、虐待されて餓死した子もいて…。そんな子はもう絶対にこの世に作っちゃいけないなって思いがすごい強くて。お腹をへらす子を、一人でも救いたい、なくしたい、って…」
そこで、飲食業も開業の経験もない保坂さんが考えたのが、誰もが通える地域食堂だったのです。














