クマに襲われたと見られる男性の遺体発見の秋田の山林 遺体搬送が難航

5月18日、秋田県鹿角市の山林で三戸町の61歳の男性を捜索していた警察官2人がクマに襲われ、大けがをしました。現場の付近では、クマに襲われたと見られる男性の遺体も見つかっていますが、現場にクマがいる可能性が高く、遺体の搬送が難航していて、現在、搬送のための林道を整備しています。

今回の被害を受けて、秋田県内では小坂町樹海ラインと、鹿角市十和田大平地区の2か所が入山禁止となっています。
青森県内では、5月15日までに47件のクマの目撃情報が寄せられていて、青森県はツキノワグマ出没注意報を発表して注意を呼びかけています。

日本ツキノワグマ研究所の米田一彦所長は、5月中旬~6月にかけてはクマとの遭遇に特に注意が必要だと指摘しています―。