お互いに“キャッチフレーズ”をつけ合う

近藤:お互いに愛称を考えていただいたんですよ。誰が考えた愛称かは後で発表するんですが、順番にめくっていただきたいと思います。まずは最年少アウトサイドヒッターの大塚選手お願いします。

大塚:「万能な早稲田卒」。

近藤:これを考えてくださったのは?

髙橋:はい、ひねりがなくてすみません。本当に申し訳ない、なんでこれが選ばれたんだろ(笑)彼はすごくユーティリティにあふれるオールラウンダーなんですよ。それを考えたときに「万能な」っていうのは出てくるじゃないですか。その後に続く言葉がなかったんで、「彼は早稲田卒だな」と思って、頭がいいからそれで早稲田を選びました(笑)

大塚:嬉しいです。ありがとうございます。

近藤:ちなみに採用には至らなかったですが、 山本選手からは「仕事人」、宮浦選手からは「テクニシャン」という愛称もありました。続いて、守備の要・ミドルブロッカーの高橋健太郎選手。

西田・関田:守備の要?(笑)

髙橋:いや、そうですよ(笑)「壁。」これ誰だろうな(笑)

大塚:(静かに手を挙げる)

髙橋:いじってる?これいじり?(笑)

大塚:いやいや本当に立ちはだかる壁なんで、あとチームのみんなのお父さん的立場というか、みんなの背中みたいな。

髙橋:それ「壁。」に繋がる?(笑)

近藤:ちなみに宮浦選手も「日本の壁」と名付けていらっしゃいますけど。

宮浦:そうですね。やっぱり健太郎さんはブロックがすごいので、そういった名前をつけました。

近藤:続いてチームの司令塔・セッターの関田選手お願いいたします。

関田:「魔法使いの関田さん」

近藤:どなたでしょうか?

大塚:(手を挙げて)これ僕のしか採用されてないんですか?(笑)もうボールを操ってるんで。

関田:ありがとうございます。

近藤:西田選手も「魔法使い」と書かれてました。

関田:魔法は使えないよ?

西田:(笑)マジレスじゃん、急にマジレスじゃん。

世界一のリベロとも称される山本はボールを拾いまくる「ディグ神」(by髙橋健太郎)。去年のネーションズリーグ3位決定戦で7本のサービスエースを決めたオポジット・宮浦健人は「歳を重ねるごとに曲がりが強くなっている」(大塚)ことから「バナナサーブ」(by大塚達宣)だった。

近藤:採用には至らなかったのですが、山本選手から「普段とコート外のギャップというネーミング。これはどういった・・・

山本:コート外は結構ホワーンとして優しい性格なんですけどコートに入ったら一点決まるごとに吠えたりガッツポーズしたり。そのギャップに皆さんやられるんじゃないかなって思います。

近藤:そのギャップ、西田選手どう感じてますか?

西田: もうちょっと僕のモーションを真似してくれた方がいいと思いますね。

宮浦:そうですね。コート内で盛り上げるっていう意味では、西田選手を真似したいですけど敵わないなと思います。

近藤:最後に西田選手、お願いします。

西田:「ゴリラ2世」。もう予想通りですよ。

近藤:ちなみにこれを名付けられたのは?

西田:自分ですね。なんか僕間違えて自分の(アンケートの)欄に書いたんですよ。

髙橋:そしたらもうそれが正解だよ(笑)

西田:前に代表で活躍されていた清水邦弘選手(37)(愛称:ゴリ)から、「ゴリラ」を取って、背番号も同じ1番を背負っているので、それで2世ということで、これでいいかなっていう感じです。ひねりもなくこれでいかせていただきます。

近藤:高橋選手も「勢いのやばいゴリラ」と名付けてました。

髙橋:もうそのまんまです、見たまんま。

西田:バケモノやん(笑)