先週、現役を引退した元・琴恵光が記者会見を開きました。琴恵光の地元、宮崎県延岡市からは引退を惜しむ声が聞かれました。

2018年、県出身力士として44年ぶりとなる新入幕を果たし、2021年には自己最高位となる前頭4枚目に番付を上げた琴恵光。

今月17日に現役を引退し、年寄の「尾車」を襲名しました。

(琴恵光)
「やっぱり人よりも小さい体なので、気持ちで負けないことと、一番、一番に覚悟を決めて臨んだというところを大切にしていた」

琴恵光は、17年の土俵生活を次のように振り返りました。

(琴恵光)
「本当に地元から愛されていたんだなという実感が湧いたし、その思いを自分が何とか土俵で返せるように頑張ってこれた。15歳で入門してたくさんの方と出会って、いろんな人から応援してもらって(土俵では)1人で戦っているが、皆さんに背中を押してもらった」

今後は親方として後進の指導にあたります。

(琴恵光)
「1日24時間、365日を相撲に目を向けるところを意識してやってきたので、そこをアドバイスしていければ、1人でも強い力士が誕生するのではないかと思っている」

琴恵光の出身地、延岡市では、現役引退を惜しむ声が聞かれました。

(延岡市民)
「さみしいね、もうちょっと頑張ってもらいたかったけど」
「残念ですけど頑張られましたよね。(これからも)応援します」

琴恵光を少年時代から知り、応援してきたという市内の菓子店の社長は…

(風の菓子虎彦 上田耕市社長)
「もう本当によく頑張ったなと思いましたね。大柄じゃないんだけど、ドデカイ相手に逃げずにぶつかっていくっていう、素晴らしいなと思って、何か涙でてきそうな頑張りを見せてくれたと思います」

また、応援の幟を設置するなどしてきた地元後援会の稲田義美会長は、琴恵光の活躍を次につなげていきたいと話します。

(後援会 稲田義美会長)
「一抹のさみしさはあるけど、私としては、地元から2代目、3代目がどんどん出てくれば、相撲界もまた活性化になると思うから、一生懸命また発掘して、宮崎県内からでも、九州からでもという感じで、頑張ってもらいたい」

※MRTテレビ「Check!」5月20日(月)放送分から