加えて、他の食品や梱包資材、光熱費なども値上がっています。

江戸屋商店 武川昌生店長:
「本当に昔から好きで来てくださっている方もいるので、今の価格でなるべくは抑えたい」

今のところ価格転嫁を踏みとどまっています。

個人商店を営み、ふるさとの味、なじみの味が次々と消える現状から武川店長は消費者に価格転嫁への理解を求めました。

武川店長:
「(物価が)上がっていく以上(価格転嫁は)やむを得なく、同じ隣人として温かく迎え入れてあげてほしい。こういう商品が自分の子どもの世代にも残っていったらいいという思いがすごくある」

食品製造会社は消費者の満足と事業の継続の間で揺れる状況が続いています。