新潟県長岡市大積町の谷内池で、初夏の訪れを告げるカキツバタが満開となり、青々とした木々の下に広がる“紫色のじゅうたん”が訪れた人々を癒やしています。

鳥のさえずりとともに上品な風情を漂わせる満開のカキツバタ。

【訪れた人】
「癒やされるよね。きょうはすごくグッドタイミングでよかった」

谷内池ではかつて稲作が行われていましたが、30年ほど前から自生のカキツバタが咲くようになり、いつの間にか群生地になったそうです。
地元の有志らの手によってこの景観を守る整備活動が続けてられています。

【大積のカキツバタを守る会 会長 脇屋雄介さん】
「カキツバタは『燕子花』と書く。幸せを呼ぶという意味なので、ぜひこの“時間の止まった空間”を味わってほしい」

大積のカキツバタは、5月いっぱい楽しめそうだということです。